漫画HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)365話(最新話)ネタバレ画像少年ジャンプ34特大号より→366話へ





※ネタバレ注意










<文字バレ&画バレ>

■鳴り響くコール!迫られる決断!
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クラピカ(3人の王子から同時に連絡が…!)

(誰に出るべきか…!?)


(ベンジャミンは自身の兵士が事実上殺された事を知っている!)

(つまり既に我々は戦争状態だと言っていい…!にもかかわらず)

(次の刺客を送ったタイミングでこちらと話したがるのは何故だ…!?)

(他の2名がこちらと接触を取りたがっている理由はおそらく同じ…!)

(『ネンジュウ』についての情報!!)

(情報を集めようにも おそらく自分の兵士には念使いがいなかったのだろう)


(両王子ともハンター協会員を雇わずに私設兵を準協会員扱いにして警護の増員をしている!)

(この事も仮説の正しさを裏付けている)


(交渉したいのはやまやまだが…こちらは逆に両王子の情報が足りない)

(わざわざ宣戦布告のためだけに連絡してくるとは思えない)

(第一王子(ベンジャミン)と連絡を取り合ったという事実も他の王子への抑止(プレッシャー)になるはず)


クラピカ「シマノ!」

「外の兵士に少し待ってもらい 交換台には第1王子につなぐ様に言ってくれ」

シマノ「…はい」

クラピカ「ビル!ドアで外の兵士を見張ってくれ」

「交渉次第では即攻撃が始まるかも知れない、”凝”は?」

ビル「任せろ」

「何があっても食い止める」

クラピカ(操作系能力者を臭わせた事が効いたならば うかつには手出し出来ないはずだ)

「もしもし」

チョウライ「非常に光栄だね。ベンジャミンでなく私を優先してくれるとは」

クラピカ(チョウライ!?)

ゴゴ…

緋の目でシマノを睨み付けるクラピカ

シマノは無表情でクラピカを見つめ返す


チョウライ「差し支えなければ教えていただけるかな?」

「なぜ…第1王子ではなく」

「私を選んだのかを…ね」

少し考えて答えるクラピカ。

クラピカ「率直に申し上げると 最も話が通じる方だと推察いたしました」

チョウライ「ほう…一体何を根拠に?」

クラピカ「それは申し上げられません」

「なぜなら、おそらくはそちらが欲しがっておられる情報」

「『ネン』に関わる事ですので」

チョウライ「…わかった本題に入ろう」

「こちらは察しの通り『ネン』とやらの情報を出来るだけ欲しい」

「だがもちろん電話では機密の保持が担保されない。そこでだ」

「私の部屋への入室を許可しよう。栄誉と情報との交換だ。いかがかな?」

クラピカ(さすが王族の血を引く者)

(こちらが優位に立つ事は決して許さないわけだ)

「有難く承ります…」

「ただ一つ、ワブル王子とオイト王妃の動向をお許しいただけますか?」

チョウライ「もちろんだとも 大歓迎だよ」

「仮にも兄弟同士望んで争っているわけではない」

「それでは15分後にインターホンを鳴らしたまえ」

ブツっと電話が切れる

交換手『…交換台』

クラピカ「第1王子につないでくれ!」

交換手『既に通信が切れております』

クラピカ(くっ…そ)

交換手『第五王子(ツベッパ)様につなぎますか?』

クラピカ「すぐ頼む」

クラピカ「もしもしこちらはクラピカです」

マオール「ツベッパ王子直属マオール少尉だ」

「ネンジュウの情報と引き換えに休戦協定を結ぶ用意がある。受けるかね?」

マオールはおじいちゃん。


クラピカ「他の王子との兼ね合いは気にしないのか?」

マオール「我々は関知しない」

クラピカ「わかった受けよう」

マオール「この件は王子より全て私に一任されている」

「一方的に協定を破る様なマネはしないが そちら次第で破棄を宣言する場合はある」

クラピカ「大丈夫だこちらも全く争いは望んでいない」

マオール「了解した。これから私がそちらに向かう」

クラピカ「…悪いが少し時間をずらしてもらえないか?」

マオール「言ったはずだ。我々はそちらの事情を一切関知しない」

緊張するクラピカ


マオール「我々は『ネン』についての情報を持つ者が君だけとは考えていない」

「そして協定は我々が情報を受け取った瞬間に結ばれる」

「理解したか?」

クラピカ(上等だ…!)

「だが現在私達は第1王子の私設兵との間に問題を抱えていて 扉の前にはその兵士がいる」

「第1王子の私設兵をさしおいて貴方を招き入れるのはもちろん可能だが」

「その状況を第1王子がどう解釈するかは私達の関知するところではない」

「おわかりか?」

マオール「…了解した」

「一時間後こちらから連絡する」

「それまでに問題が解決していなければ協定の件は白紙に戻す」

通話終了

クラピカ「ビル、王妃を頼む」

ビル「ああ」

「あちらさん全く無反応だぞ」

クラピカ「シマノ 私の目の前にいろ」

シマノ「…」


まだバビマイナは扉の前で待たされている。

クラピカ「なぜベンジャミンではなくチョウライにつないだんだ?」

シマノ「…私も」

「生き延びる為に最善を尽くしたいと思いました」


「第一王子(ベンジャミン)様は冷徹なお方」

「決して交渉や命乞いで考えを変えるお方ではございません」


「直接下々の者と話す事もいたしません」

「電話口にいたのはおそらく兵隊長のマイト曹長でしょう」


「交渉は…先程部下の死という形ですでに決裂しておりますから あちらの用件はただ一つでございます」

「雇用主に忠実な敵に敬意を表して 死に様を選ばせる事」
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クラピカ「…」


シマノ「死に方に興味はありません…私は生きたいのだから」

「それで第三王子(チョウライ)様につなげました」

「自ら受話器を持ち 私達と直接交渉する程には寛容ですが」

「後回しにされたら順番を待たずに切る位には高慢…」


「出来たら殺し合いは避けたいと思いながらも」

「いざとなればためらわない優しさと残酷さを併せ持つ方…」

「それが私の第三王子(チョウライ)様に対する印象です」

「故に」

「機嫌を損ねず付き合ってさえいられれば 少なくとも王子の数が絞られるまでは私達を標的にする事はないでしょう」

クラピカ「安全確保の為の優先連絡ということか…」

シマノ「はい」

「第五王子(ツベッパ)様は自ら電話に出るタイプではありませんが 現在の国王制のあり方には厳しい意見を持っておられます」


シマノ「今回の戦いに参加されている理由は 上位王子に国政を握られることを阻止する為でございましょう」

「それが叶ったあかつきには現国王と折衝し」

「下位王子達への恩赦を勝ち取ってくださるだけの政治力もあるかと」


「第三王子(チョウライ)様を優先して待たせたとしても」

「それを屈辱と考える性格の方ではないと判断いたしました」

クラピカ(たしかに…ここまでのシマノの判断は的確だ)

「ならば聞くが外に待機している第1王子の兵隊…」

「彼をどうするべきだと思う?」

シマノ「…中に入れないという選択はございません」

「国王正規軍にも属している上級兵士が『護衛と監視』という国防法に則った目的で来ております」

「拒否すれば国王軍によって王子・王妃・我々は拘束されます」

「拘束の際には第1王子の兵隊が付き添い…」

「一瞬のスキを見て心神耗弱した王妃が王子と無理心中を計ったというシナリオ遂行が容易に想像できます」

「これだけ待たされても相手がアクションを起こさないのは…すべき事がはっきり決まっているからと」

「普通でない状況が続く程、後のシナリオの布石となり」

「彼らにとって好都合だからでございましょう」

クラピカ「…シマノ 礼を言う」

「君の助言が必要だ。思った事は何でも言ってくれ」

ビル「クラピカそろそろ時間だぞ」

インターホン越しにバビマイナと接触するクラピカ

クラピカ「待たせてすまなかった」

「王妃が外出の準備をしていてね」

バビマイナ「…外出?」

クラ「これからチョウライ王子の部屋へ行く」

「勿論王子に直々に招かれての事だ」

「同行するか?」

バビマイナ「…いや チョウライ王子の領域内ならお任せしよう」

「私はこちらの室内で待機している」

ビルを見つめるクラピカ

ビル「大丈夫だ。カンタンにはやられんさ」

「クラピカ…目はそのままで行くのか?」

クラピカ「いやコンタクトを使う」

「ツベッパ王子の兵から連絡が来たら『問題は解決した』と伝えてくれ」

「交渉が早く済めば私がその連絡に出る」

部屋から出るクラピカとオイトとワブル。

見送るビルとバビマイナ
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ビル「それでは行ってらっしゃいませ…」

バビマイナに対しビル「先に入れ」

通路を歩くクラピカがツェリードニヒの部屋の方を見つめる。

クラピカ(あそこがツェリードニヒの居住区…)


チョウライの護衛による無線連絡「3名到着これより入室」

チョウライ「ようこそ掛けたまえ」


2本のペットボトルを差し出すチョウライ


チョウライ「好きな方を取ってくれ」

「無粋なもてなしですまないね」

「しかしこの方が余計な心配はせずに済むだろう?」

オイト「お心遣い有難うございます」


ペットボトルを持つオイトの手が震えている

チョウライ「さて早速だが情報をいただこうか」

クラピカ「ネンとは念力、つまり念じる事で発動する超能力の事です」

「この能力を得ると 通常視えないものが視えたり不可思議な力が出せたりします」

「この力が使える者はごく少数です」


オイト(クラピカはおそらく私に向けて話している)

(今…この状況で私がパニックを起こさないように)

チョウライの背後にいる念獣がまっすぐオイトを見据える 。
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クラピカ「今回の継承戦は念能力を用いたサバイバルレースです」

「無自覚ながら王子達にはそれぞれ念能力が授けられたのです」

チョウライ「ほう…」

クラピカ「それが念の獣つまり念獣!」

「先程の緊急放送で流されたワードです」

「壺虫卵の儀が発動のきっかけだったと考えられます」

「さて…ここからの情報は非常に重要で」

「継承戦の結果を左右するに十分すぎるもの…!」


チョウライの左右に2人の警護兵。

右側にドゥアズル所属のスラッカ

左側にベンジャミン私設兵コベントバー。

クラピカ「本当にこの場でお話しして宜しいでしょうか?」
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考え込むチョウライ。

■情報戦の様相!